【薬液注入工法】
対象地盤にボーリング等にて注入管を設置し、数秒~数時間で固結する薬液を、土質に合わせた注入量・注入速度で注入し、透水性の改良、地盤の強化、変状防止等をはかります。
二重管ストレーナー工法
二重管ロッドを用いて対象地盤の注入予定深度までボーリングし、主剤と硬化剤の二液を二重管ロッドの内管・外管にて各々送液し、ロッド先端モニター内にて二液を混合して対象地盤へ注入します。
(単相式)
注入材として、瞬結性(二液混合後数秒で固結)の溶液型、または懸濁型(セメントを使用)等を使用します。
(複相式)
瞬結性の注入材を一次注入材、緩結性(二液混合後数分~数時間で固結)の注入材を二次注入材として使用します。一次注入にてロッド周囲のシール及び対象地盤の荒詰め、二次注入にて対象地盤への浸透固結をはかる事により、より高い改良効果が得られます。
二重管ダブルパッカー工法
注入孔の付いた注入管を先行して対象地盤に設置後、注入管の中にダブルパッカーを挿入して任意の孔から緩結型薬液を注入します。
施工手順